損傷を受けた仏像を文化財としての価値を損なわないように修復するにはどうしたらよいか。基礎の基礎の概要を学んできました。
授業は講義と仏像見学と実習の三本立てです。講義はテキストとスライドを用いて、材質と技法、修理の歴史、修理の方法などの説明、暗くなると睡魔が近寄ります。仏像の種類と形の説明では、学生がモデルとなり観音菩薩や不動明王の姿を実演、ファッションショーの如く教室を一周し拍手喝采でした。写真を載せられないのが残念です。
仏像の見学では、修復に取り組む学生からの説明です。某寺から預かった寄せ木造の四天王、床に転がされていた損傷だらけの仏像を組みなおして、とりあえず立たしてみようと取り組んでいました。見てくれは劣化してぼろぼろ、想像以上に大変な作業のようです。
実習は螺髪作り、大仏さんの頭のぶつぶつです。膠に変えてボンドを使いましたが、乾漆像作りを模擬したものです。ペットボトルに粘土を巻きつけ、麻布を張り、木徐を塗る、最終日に型抜きをして出来上がり。小六目玉焼き作り以来のエプロン姿、一つのテーブルに六人、作業の進め方にも個性がありました。出来上がりもと少しずつ違います。
螺髪ではなく違うもののようにも見えますが、何とか出来ました。大事に持って帰りましたが、家では「何これ」で終わってしまいました。
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